自律神経の乱れ（脊髄通電法）

＜脊髄通電の効果は自律神経調整以外に鎮痛作用もあります＞
①血管拡張により交感神経が抑制され鎮痛効果が生じます。※電気刺激を与えると神経末端で血管拡張物質（CGRP)と一酸化窒素(NO）が増加し血管を拡張することに鎮痛効果可能になります

②脊髄の後部に電気信号を与えると痛みの伝達を抑制するGABAとアセチルコリンが増えて神経の興奮を抑制し、痛みを抑制する物質の作用を活性化します

＜補足＞
NO(一酸化窒素）は血管を柔らげる作用がある事知られていて、運動をすると一酸化窒素は体内で増えます。また遊離アミノ酸（Lアルギニン、Lシトルリン）など摂取しても一酸化窒素は体内で増えていきます。食物でいえば赤肉、魚、鶏肉、豆、大豆などです

GABA（ガンマアミノ酪酸）は人間の脳内にも存在し、緊張やストレスを和らげて脳の興奮を抑える効果があります。食べ物ではトマトや発芽玄米、カカオなどがあります。特にGABAは睡眠の質の改善に役立つことが多数報告されていますので、GABAのサプリやGABAが入っているチョコレートなど色々あります。片頭痛を持っている方やアトピー性皮膚炎を持っている方はチョコレートをなるべく控えてトマトや発芽玄米など食べ物から摂取するのも良いかもしれません。

＜自律神経調整・脊髄通電法とカラハリスイカのチカラ＞
①脊髄通電をすると一酸化窒素(NO）が増加し血管に柔らかさが出て血流が改善すると言われています。カラハリスイカのちからに入っている遊離アミノ酸（シトルリン）も血管を柔らかくする作用が報告されています。血流を良くすることが睡眠の質を高めることにもつながります。またカラハリスイカのちからには睡眠の質を上げるという天然ハーブ（ラフマ）も入っています